ケンタロウ本のペペロンチーノとイタリア大使館がきっかけで、パスタの歴史を学ぶ。

最近、ケンタロウさんのパスタメニューを貪るように見ています。

「そういえば、ケンタロウ本のパスタの話の中でイタリア大使館のことが出てきたような」と思い出したのですが、すぐには見つかりませんでした。
一旦そのことは忘れて横になっていたら、「あっ、もしかしてあの本かも」と取り出して見てみたら、やっぱりありました。

ペペロンチーノ

「ケンタロウの日替り定食」(学習研究社)の「イタリアンの魚定食」に、ペペロンチーノのエッセイがあります。

ペペロンチーノはパスタの中で、どう考えてもいちばんシンプルな料理だ。
でもいちばんシンプルだからこそいちばんむずかしいともいえる。
それは料理だけじゃなくて何にでもあてはまることだ。
簡単なものほどむずかしい。
簡単なものはごまかしがきかないし、簡単だからこそリカバーも出来ない。
どこをひとつ間違えても成立しない。
工程も材料も少ないから、どのタイミングもどの分量も、ものすごく重要になってくる。
だからペペロンチーノが完璧に作れたら、それはものすごく料理がうまいということだ。
と、よく思う。
よく思うけど、そんなにアツく考えて気合いを入れすぎて作るのもどうも違うとも思う。
たかがペペロンチーノとなめてかかってはいけないけれど、なんの気なしににんにくととうがらしとパスタをパパッと炒めてちょちょいと塩こしょうして作るぐらいが、ほんとうはちょうどいいものだと思う。
イタリア人にできて日本人にできないわけがないぜ、と言ったらイタリア大使館から抗議がくるかもなあ。

引用:22ページより

(62ページには、パスタのソース作りの話があります)

イタリア大使館

 

大使館の紹介

大使館の紹介


 

ペペロンチーノのこだわり過ぎる作り方

全5回

なんでもアリッなペペロンチーノの作り方

ペペロンチーノなのに、タイムやチーズまで入れてます。
まさになんでもアリッです。

https://www.youtube.com/watch?v=pBs0B2jbICg?start=50

ペペロンチーノは「寸止めの味」

この視点は面白いです。

パスタを学ぶ

ずっとパスタのことを考えていたら、もっと知りたくなって3冊読み始めました。

パスタでたどるイタリア史

岩波ジュニア新書


パスタの歴史

原書房


パスタと麵の歴史

原書房