ケンタロウ本で、料理だけを学ぶのはもったいない。

ケンタロウさんの本は、本屋さんでも図書館でも、料理本の棚に並んでいます。

哲学や自己啓発の棚で見かけることはありません。
でも、哲学的なことや人生を考えるようなことが書かれてあるケンタロウ本は多いです。

ケンタロウ本は哲学書

私は、ケンタロウ本を料理本とは思っていません。
料理も学べる自己啓発本であり、哲学書として読んでいます。
ケンタロウ本を料理本と思っている人は、料理をする時に読んでいます。
私は、時間に関係なく読んでいます。
完全に生活の一部になっているのです。
料理本だから料理のことしか書かれていないということはありません。
たとえば、ケンタロウさんは「料理なんてそんなもん」と言います。
 


 
「難しく考えなくていいよ」と言ってくれているのです。
誰しも思い込みがあります。
その思い込みのせいで、自分で自分の領域をどんどん狭くしているのです。
しかもそのことに気づきません。
「そんなもんだよ」と言われると、ふっと楽になります。

頑張らなくていい

ケンタロウ本のメインテーマが「おいしく食べる」なら、「ハッピーに生きる」がサブテーマです。
どの料理本も「おいしく食べる」がテーマです。
ただ、「おいしく食べる」だけだと、ちょっと窮屈な感じがします。
頑張らないといけない気がするのです。
「おいしいけど、ちょっとしんどいです」と言われると、身構えてしまいます。
頑張る料理は、ハッピーではありません。
ケンタロウさんの目指す「うれしいごはん」ではないのです。
ケンタロウ本は、頑張りません。
料理を頑張りたい人は、他のレシピ本を読みましょう。
ケンタロウさんの笑顔を見れば、どれだけ「おいしくて、ハッピー」かがよくわかります。
「この食材をどう調理するか」を学びながら、「どうハッピーに生きるか」も学べるのがケンタロウ本なのです。
 

今できること料理本で、人生を学ぼう。